生薬博物館 その45

45回目の生薬博物館は、お出かけスペシャルです

先日、くすり総合学科1年生は、茨城県にある株式会社ツムラの茨城工場と漢方記念館を見学してきました

まずは、漢方記念館を見学です。会社の沿革や、工場、漢方記念館について説明を聞いたら、展示品を見学します。

キレイに展示された生薬のタワー 圧巻です

ツムラ生薬① ツムラ生薬② ツムラ生薬③

手にとって見ることも出来る生薬も展示されていました

学校には展示されていない生薬もいっぱいあって、とても勉強になりました

今回は、ここまで 続きは次回のお楽しみ

生薬博物館 その44

生薬博物館 その44でご紹介する生薬は

地黄

黒い塊にしか見えませんが

学名を Rehmannia glutinosa var.purpurea 、

生薬名を「地黄」(ジオウ)と言います。

日本では自生していませんが、国内の製薬メーカーが研究の末、栽培に成功している生薬です

漢方では、強壮、解熱、血の不足を補うなどの目的で使われています。

ただ、胃にもたれることがあるので、注意が必要です。

滋養強壮のドリンク剤にも頻繁に配合されているので、実は身近な生薬なんです

では、次回もお楽しみに

 

生薬博物館 その43

43回目の生薬博物館で、ご紹介するのは

Angelica acutiloba という学名で、生薬名は「当帰」(トウキ)です

当帰

セリ科の山地に自生する植物で、奈良県や和歌山県で江戸時代から採取されていて、国産のものも輸入品とともに流通しています    セロリに似た匂いがします

写真のトウキは、国産のものです

漢方では、貧血、冷え性、月経不順など婦人の薬として使われてきました。また、漢方の塗り薬である「紫雲膏」(シウンコウ)にも入っていて、膿を出し、肉芽形成作用があると言われています

飲んでも効く塗っても効くなんて、大活躍の生薬ですね

では、次回もお楽しみに

 

生薬博物館 その42

42回目の生薬博物館で、ご紹介するのは・・・

学名 Prunus persica 、生薬名を「桃仁」(トウニン)という、桃の種子です。

桃仁

果物として、おなじみですし、花は観賞用としても栽培されています

桃を食べると真ん中に大きな塊がありますが、あれは種子(仁)が中に入っている核と呼ばれるものです。つまり、核を割ると中に仁があるわけです。その仁を薬として利用しています

主成分はアミグダリンで、アンズやビワ、ウメなどのバラ科植物に含まれており、腸内で加水分解されると、青酸を生じます。この青酸は微量だと呼吸中枢を刺激するので、咳止めとして用いられます

また、漢方では消炎、排膿、下剤として用いられています

身近な果物にも、薬になるものがあるんですね

では、次回もお楽しみに