生薬博物館 その23

23回目の生薬博物館で、ご紹介するのはこちら

牡蛎

カキの貝殻で、学名をOstrea gigasと言い、生薬名は「牡蛎」(ボレイ)と言います

身の方は、これから冬に向けて、美味しい季節がやってきますが、生薬になるのは、貝殻の方です。

胃酸を中和する作用や、鎮静作用があると言われています。年末年始になると流されるCM(飲む前に飲む)でおなじみの胃腸薬にも含まれています

こんなものまで、薬になるんですね・・・

次回もお楽しみに

 

 

生薬博物館 その22

22回目の生薬博物館でご紹介するのは、天然物ではなくて加工した生薬です

膠飴

ホタテの貝柱では、ありませんよ 飴です

主成分はマルトース(麦芽糖)、とうもろこしや、芋、米などにふくまれるデンプンをアミラーゼという酵素で分解したもので、

生薬名を「膠飴」(コウイ)と、言います。食べてみると、懐かしい甘さがします。

漢方薬には、胃腸の調子を整える処方に含まれています。

水あめ状のものが、ドラッグストアでは「マルツエキス」の商品名で、  赤ちゃんの便秘薬として市販されていますよ

では、次回もお楽しみに

 

 

生薬博物館 その21

こんにちは

21回目の生薬博物館で、ご紹介するのは「大棗」(タイソウ)という生薬です。

学名は、Zizyphus jujuba var. inermisと言う、ナツメの果実です

大棗

乾燥した果実を、お菓子の材料や果物として食用にしたり、韓国ではおなじみの薬膳料理サムゲタンに入っているので、見たことがある方もいるのでは・・・

生食だと、リンゴの味がうすくなったような味、乾燥だと干しブドウのような味がします。

ちょうど今頃の夏~秋ぐらいが収穫の時期で、淡黄緑色が赤茶色になったら、収穫どきです

漢方薬には、「生姜」(ショウキョウ)と組み合わされて、副作用の緩和などを目的に、みなさんも聞いたことがある「葛根湯」(カッコントウ)などに配合されています。

では、次回もお楽しみに

 

 

生薬博物館 その20

20回目の生薬博物館で、ご紹介するのはこちら

菊花

かなりわかりづらいですが、花です

学名をChrysanthemum morifoliumといい、生薬名を「菊花」(キクカ)といいます。

菊の花ですね

食用とされる菊花とは、ちょっと種類がちがいますが・・・

漢方では、血圧を下げたり、目の疲れ、風邪の症状などに用いられています

お陰さまで20回目を迎えることができましたが、身近なものが薬として利用されていて、面白いですね。

次回もお楽しみに