生薬博物館 その6

今週の生薬博物館は、ちょっと変わったものを紹介します

薬研

江戸時代にタイムスリップした現代の医者が、活躍するドラマが以前ありましたが、そのドラマのなかで薬を作っていた道具です

名前を「薬研(やげん)」と言います

真ん中のくぼんだ所に生薬を入れて、真ん中に棒が刺さった丸い円盤みたいなので、ゴリゴリと細かく刻んでいきます。以前、実習の授業で実際に学生にやってもらいましたが、なかなか細かく均一に刻むのが大変でした

昔の人の苦労が偲ばれますね。

では、次回もお楽しみに

 

 

 

生薬博物館 その5

5回目の生薬博物館ですが、今日の取り上げる生薬は・・・

Perilla frutescens var.acutaという学名のこれです

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写真だと分かりにくいですが、これは葉っぱです。蘇葉(ソヨウ)又は紫蘇葉(シソヨウ)といいます

正解は、シソの葉っぱでした。生薬としては、赤い葉っぱのシソの葉を使用します。梅干を漬けるときに使いますよね。スーパーでよく売っているのは、青いシソの葉っぱ、大葉という名前ですね。

匂いを嗅ぐと、ふりかけの「ゆかり」を思いだすのは、私だけでしょうか(笑)

生薬としては、風邪や咳を止めるのに使用されていたりします。また、抗菌作用もあるようです。

それでは次回もお楽しみに

 

 

 

 

 

生薬博物館 その4

生薬博物館です

今日、紹介するのはGardenia jasminoidesという学名のこれなんですが・・・

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クチナシの果実です。生薬名は「山梔子(サンシシ)」と言います。

身近なものとしては、黄色の着色料として、栗きんとんの色つけに利用されています。

漢方では、鎮静、消炎、止血、解熱などを目的に使用されます。

ちなみに学名の「jasminoides」は、「ジャスミンのような」という意味で、花の香りがジャスミンに似ているからだそうです

実際に花の香りを嗅いでみたいですね

それでは、また次回をお楽しみに

 

 

生薬博物館 その3

3回目の生薬博物館、今回とりあげるのは

Zingiber officinale という学名の植物の根茎です。

生薬名はショウキョウと言います。

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形を観ると、八百屋さんで売っている「あれ」が小さくなったような・・・

生薬名ショウキョウを漢字で表記すると、「生姜」

そうです、おなじみのショウガですね。豚のしょうが焼き、おいしいよね

胃の働きを高めたり、味を調えたりしてくれます。また、身体を温めてくれる効果もあると言われています。

あの葛根湯(かっこんとう)にも入っているんですよ。

次回は、何かな お楽しみに

 

 

 

 

 

生薬博物館 その2

こんにちは

生薬博物館その2、今日取り上げるのは・・・

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一見、しいたけのような感じもしますが、身近な食べ物の皮です。   ほとんどの方は捨ててしまいますが

学名はCitrus unshiu、生薬名は陳皮(チンピ)といいます。

正解は、冬の定番の果物である、みかんの皮です        漢方では、胃の調子を整えたり、咳を止めたりするために用いられています。

身近な食べ物の、しかも捨ててしまうところが薬になるなんて、不思議ですよね。

次回もお楽しみに!