東京医薬専門学校

チームで一人支える医療。みんなであなたを支える学び。

生薬博物館 その9

こんにちは

今日ご紹介する生薬は、学名 Syzygium aromaticum 

丁子

生薬名は、「丁子」(チョウジ)です

スパイスとして、クローブと呼ばれますが、その他にも、香水や防虫剤、香料として活用されています

歴史的には、古代中国では皇帝に謁見する際の口臭防止、古代ローマでは豚肉料理に使われていたとか                    あっ、現代のカレーにも入っていますね

主な薬効としては、局所麻酔作用、鎮痛作用などがあります。

来週もお楽しみに

 

 

 

 

生薬博物館 その8

今回の生薬は、学名 Illicium verum、生薬名は、大茴香(ダイウイキョウ)といいます

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中華料理でおなじみの「豚の角煮」に使われるスパイスでもあります

別名、スターアニス、八角とも呼ばれます。

この大茴香の成分の1つであるシキミ酸は、インフルエンザ治療薬のタミフルの合成原料になっています。(もちろん、そのまま飲んでもインフルエンザには効きませんよ

豚の角煮とタミフル・・・

意外な関係性でした

次回もお楽しみに

 

 

生薬博物館 その7

今回の生薬博物館は、コレ

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白いポテトチップスみたいな感じですね

学名は、Dioscorea japonica、生薬名は「山薬(サンヤク)」と言います。

スーパーの野菜売場では、ヤマイモとして販売されています写真のヤマイモはスライスしてるから、ちょっと分かりにくいですね。

主な薬効としては、滋養強壮があげられています。

そういえば、ねばねば食材を食べると元気が出ると聞いたことがあるような・・・

梅雨も始まるし、ヤマイモ食べて元気出していきましょう

次回もお楽しみに

 

 

生薬博物館 その6

今週の生薬博物館は、ちょっと変わったものを紹介します

薬研

江戸時代にタイムスリップした現代の医者が、活躍するドラマが以前ありましたが、そのドラマのなかで薬を作っていた道具です

名前を「薬研(やげん)」と言います

真ん中のくぼんだ所に生薬を入れて、真ん中に棒が刺さった丸い円盤みたいなので、ゴリゴリと細かく刻んでいきます。以前、実習の授業で実際に学生にやってもらいましたが、なかなか細かく均一に刻むのが大変でした

昔の人の苦労が偲ばれますね。

では、次回もお楽しみに

 

 

 

生薬博物館 その5

5回目の生薬博物館ですが、今日の取り上げる生薬は・・・

Perilla frutescens var.acutaという学名のこれです

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写真だと分かりにくいですが、これは葉っぱです。蘇葉(ソヨウ)又は紫蘇葉(シソヨウ)といいます

正解は、シソの葉っぱでした。生薬としては、赤い葉っぱのシソの葉を使用します。梅干を漬けるときに使いますよね。スーパーでよく売っているのは、青いシソの葉っぱ、大葉という名前ですね。

匂いを嗅ぐと、ふりかけの「ゆかり」を思いだすのは、私だけでしょうか(笑)

生薬としては、風邪や咳を止めるのに使用されていたりします。また、抗菌作用もあるようです。

それでは次回もお楽しみに

 

 

 

 

 

生薬博物館 その4

生薬博物館です

今日、紹介するのはGardenia jasminoidesという学名のこれなんですが・・・

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クチナシの果実です。生薬名は「山梔子(サンシシ)」と言います。

身近なものとしては、黄色の着色料として、栗きんとんの色つけに利用されています。

漢方では、鎮静、消炎、止血、解熱などを目的に使用されます。

ちなみに学名の「jasminoides」は、「ジャスミンのような」という意味で、花の香りがジャスミンに似ているからだそうです

実際に花の香りを嗅いでみたいですね

それでは、また次回をお楽しみに

 

 

生薬博物館 その3

3回目の生薬博物館、今回とりあげるのは

Zingiber officinale という学名の植物の根茎です。

生薬名はショウキョウと言います。

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形を観ると、八百屋さんで売っている「あれ」が小さくなったような・・・

生薬名ショウキョウを漢字で表記すると、「生姜」

そうです、おなじみのショウガですね。豚のしょうが焼き、おいしいよね

胃の働きを高めたり、味を調えたりしてくれます。また、身体を温めてくれる効果もあると言われています。

あの葛根湯(かっこんとう)にも入っているんですよ。

次回は、何かな お楽しみに

 

 

 

 

 

生薬博物館 その2

こんにちは

生薬博物館その2、今日取り上げるのは・・・

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一見、しいたけのような感じもしますが、身近な食べ物の皮です。   ほとんどの方は捨ててしまいますが

学名はCitrus unshiu、生薬名は陳皮(チンピ)といいます。

正解は、冬の定番の果物である、みかんの皮です        漢方では、胃の調子を整えたり、咳を止めたりするために用いられています。

身近な食べ物の、しかも捨ててしまうところが薬になるなんて、不思議ですよね。

次回もお楽しみに!

 

 

 

生薬博物館 その1

先週開館した、くすり総合学科の生薬博物館

今回紹介する生薬は、これです

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学名は、Cinnamomum cassia

漢方薬で使用される生薬としては、よく知られた生薬で葛根湯(かっこんとう)にも含まれています。

学名をよく見ると、シンナモム?、シナモム?・・・シナモン、     生薬名は桂皮(けいひ)といいます。

香辛料として料理やお菓子などに使われている、あれです。       私は京都のお土産の生やつ橋を思い浮かべます

生薬として使用される場合には、汗をかかせたり、熱を下げたり、痛みを止めたりと、大活躍しています。身近なものが薬になるんですね。

それでは、次回もお楽しみに

くすり総合学科 生薬博物館 開館します

こんにちは

くすり総合学科の教室には、写真のように生薬(しょうやく)を150種類ほど展示しています。

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生薬とは、皆さんも聞いたことがある葛根湯(かっこんとう)などの漢方薬の原料です。漢方薬は、これらの生薬を組み合わせて出来ています。

生薬は、植物の根、葉、種子などをはじめ、動物、鉱物、などなどがあって、身近な食べ物や、「こんなものが薬」なんて、びっくりするものがたくさんあって、知れば知るほど興味津々

授業では、これらの生薬を実際に見たり、触れたり、匂いを嗅いでみたりしながら勉強する時間もあるんですよ。

ブログのなかで、少しずつ紹介していきますので、お楽しみに

 

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