東京医薬専門学校

チームで一人支える医療。みんなであなたを支える学び。

生薬博物館 その52

52回目の生薬博物館で、ご紹介するのは・・・

車前子 車前草

学名 Plantago asiatica 、植物名 オオバコ 、

生薬名は、右側が「車前子」(シャゼンシ)、左側が「車前草」(シャゼンソウ)です。

オオバコは日本全国のみならず、アジア全域に自生する植物で、道端に生えている雑草の一つです。私は田んぼのあぜ道で、よく見かけます。

シャゼンシはオオバコの種子、シャゼンソウはオオバコの全草です。

どちらも痰を切る作用、咳を鎮める作用、炎症を鎮める作用を期待して漢方薬に使用されています。

普段なら見向きもしない雑草にも、薬になるものがあるなんて・・・

次回もお楽しみに

生薬博物館 その51

51回目の生薬博物館で、ご紹介するのは・・・

桔梗根

干からびた根っこにしか見えなかった人  正解です

学名は Platycodon grandiflorum 、植物名は桔梗、生薬名は「桔梗根」(キキョウコン)です。

秋の七草としても知られ、日本各地に自生、又は庭で栽培されていることも多い植物なので、青紫色の花を見たことがある人も多いのでは

漢方では、咳を止めたり、痰を切ったり、膿を出したりといったことを目的にした処方に含まれています。

次回も、身近な植物をご紹介していきます。お楽しみに

 

生薬博物館 その50

50回目の生薬博物館で紹介するのは・・・

学名 Epimedium grandiflorum、植物名イカリソウ、

生薬名「淫羊藿」(インヨウカク)です。

淫羊藿

日本各地に自生しているそうなので、国産で賄えているようです

強壮作用があり、ドリンク剤や薬用酒に配合されています

ただの枯れ葉にしか見えませんが、すごい力を秘めているんですね。

では、次回もお楽しみに

 

生薬博物館 その49

49回目の生薬博物館で、ご紹介するのは・・・

学名 Pinellia ternata 、植物名 烏柄杓(カラスビシャク)

生薬名 「半夏」(ハンゲ)です

半夏

昔懐かしい、たまごボーロみたいですね 大きさもそっくりなんです。

日本はもちろん、東南アジアの畑や山地の道端に雑草として自生しており、実は身近な植物です

漢方では、吐き気を止めたり、咳を止めたりと、数多くの処方に含まれる大活躍の生薬です。

今回は、ここまでです。次回もお楽しみに

 

 

生薬博物館 その48

48回目の生薬博物館は、レギュラー版でいきます

学名 Atractylodes Japonica 、植物名 オケラ 、

生薬名 「白朮」(ビャクジュツ)です。

白朮

中国、朝鮮、日本等に自生しており、春に出る若菜は、ゆでたり、てんぷらにしたりと、食用にされています

また、お正月に飲むお屠蘇にも入っています

梅雨時には、カビを防ぐ効果があるとして、倉庫内でいぶらせていたそうです。

とっても大活躍のオケラですが、日本では絶滅危惧種になっています

漢方では、利尿、健胃、腎臓の機能改善、むくみなど身体の水分の調整に用いられています。

今回はここまでです。次回をお楽しみに

生薬博物館 その47

お出かけスペシャル第3弾

今回は工場見学レポートです

まずは、工場全景。

ツムラ工場全景

漢方記念館内にあった、模型です

残念ながら、工場内は撮影禁止ということで、

雰囲気だけお伝えしますと                        工場に近づくにつれて漢方薬の匂いがどんどん強くなってきて、ここが工場の傍だと実感ができます。そして、製造プラントでは、ガラス張りの向こう側で、従業員の方々が忙しそうに機械の操作をしていました。  ちょうど、便秘に使う「麻子仁丸」(マシニンガン)を製造中でした。   24時間3交代制で色々な漢方薬を製造しているそうです

その後は原料の生薬倉庫を見学です。出入り口は虫が侵入しないように厳重に管理されています。そして庫内に入る前に、私たちも全身を覆う白衣に着替えます。庫内は温度、湿度が徹底管理されていて、肌寒く感じます。最後の入口の扉が開くと、大量の生薬が保管されていました。

やっぱり工場見学って、わくわくしますね

では、次回もお楽しみに

 

生薬博物館 その46

お出かけスペシャル第2弾

今回は、株式会社ツムラの漢方記念館にある展示品の一部をご紹介します。

ツムラ展示①

これは、漢方薬の勉強に必須の文献で、2000年以上前に中国で書かれた「傷寒論」(しょうかんろん)の写本です。写本とはいっても、大変貴重なものです

ちょうど、「葛根湯」(カッコントウ)について書かれたページが展示されています。

次は、百味ダンスです。

ツムラ展示②

これは、江戸時代ごろのお医者様が、生薬の保管に使っていた入れ物で、ちょうどタンスのように引き出して使うことから、この名前が付きました。生薬の名前がいっぱい書いてありますね

次は、江戸時代に使われていた生薬を調合する器具です。

ツムラ展示③

薬を混ぜる乳鉢や乳棒、生薬を細かく砕く「薬研」(やげん)がありますね

他にも、たくさんの興味深い展示品がいっぱいありました

今回はここまで 続きは次回にて

 

生薬博物館 その45

45回目の生薬博物館は、お出かけスペシャルです

先日、くすり総合学科1年生は、茨城県にある株式会社ツムラの茨城工場と漢方記念館を見学してきました

まずは、漢方記念館を見学です。会社の沿革や、工場、漢方記念館について説明を聞いたら、展示品を見学します。

キレイに展示された生薬のタワー 圧巻です

ツムラ生薬① ツムラ生薬② ツムラ生薬③

手にとって見ることも出来る生薬も展示されていました

学校には展示されていない生薬もいっぱいあって、とても勉強になりました

今回は、ここまで 続きは次回のお楽しみ

生薬博物館 その44

生薬博物館 その44でご紹介する生薬は

地黄

黒い塊にしか見えませんが

学名を Rehmannia glutinosa var.purpurea 、

生薬名を「地黄」(ジオウ)と言います。

日本では自生していませんが、国内の製薬メーカーが研究の末、栽培に成功している生薬です

漢方では、強壮、解熱、血の不足を補うなどの目的で使われています。

ただ、胃にもたれることがあるので、注意が必要です。

滋養強壮のドリンク剤にも頻繁に配合されているので、実は身近な生薬なんです

では、次回もお楽しみに

 

生薬博物館 その43

43回目の生薬博物館で、ご紹介するのは

Angelica acutiloba という学名で、生薬名は「当帰」(トウキ)です

当帰

セリ科の山地に自生する植物で、奈良県や和歌山県で江戸時代から採取されていて、国産のものも輸入品とともに流通しています    セロリに似た匂いがします

写真のトウキは、国産のものです

漢方では、貧血、冷え性、月経不順など婦人の薬として使われてきました。また、漢方の塗り薬である「紫雲膏」(シウンコウ)にも入っていて、膿を出し、肉芽形成作用があると言われています

飲んでも効く塗っても効くなんて、大活躍の生薬ですね

では、次回もお楽しみに

 

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