ゾウの歯のお話。 ~動物歯科奇譚 其の弐~

前回のブログはいかがでしたか?
調子に乗って第2弾をアップしたいと思います。
今回登場してもらう動物はこのコ!!
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アフリカゾウです。
おっきいですね~。人間と大きさを比較してみます。
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(ちなみに画面右に立っているのは身長160cmのワタクシ。)
私がいつも遊びに行く動物園では、
アフリカゾウに直接エサをあげることができるんです。
これがとっても楽しいんですよ♪
さて、エサをあげながら食べる様子を観察してみましょう。
ご存知の通り、ゾウはこの長い鼻を使ってものを掴みます。
私たちの腕と指とを併せたような働きをしていて、
ピーナッツを1粒ずつつまむこともできるんだとか。
$東京医薬 歯科衛生士科のブログ めちゃめちゃ長っ!!
もらったエサは鼻の穴の周りの筋肉で上手にはさみます。
$東京医薬 歯科衛生士科のブログ まるで手で掴んでるみたいです。
それを口元へ運んでいきますが、口の中まではなかなか見れません…
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どうしても、ゾウさんの口の中が見てみたいっ!!!
というわけで、アフリカゾウの抜けた歯を見せてもらいました。
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さすがゾウさん、歯も超デカっ!!!!
※ワタクシの手のひらの大きさは18cmです。
触ってみると、表面は靴底のゴムみたいに溝がたくさんあります。
人間の奥歯がいくつもくっついたような、そんな感じですね。
こんな歯が上下左右に1本ずつ、合計4本生えています。
野生のゾウは木を倒して、その枝や幹まで食べるそうですから、
硬いものを砕いて、すりつぶす役割だけの歯で十分なんですね。
前回ご紹介したイルカとは正反対の役割に特化した口の中です。
さて、ここで問題です。
人間は一生のうちに1回、歯が生え変わります。
つまり、乳歯から永久歯への生え変わりですね。
では、ゾウは一生のうちに何回歯が生え変わるでしょう???
正解は6回
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硬い木をバリバリと食べられるように、大きくて頑丈な歯を持っていても、
やはり磨り減るのは早い
ようです。
たった4本しかありませんから、いつでもちゃんと食べられるように
ベストコンディションを保っている必要があるのですね。
ちなみに、ゾウの平均寿命と歯の限界とはほぼ同じくらいなのだとか。
ゾウはは60年~80年ととても長生きです。
その寿命が尽きる頃と同じくして、歯の生え変わりや使用の限界も迎えるそうです。
ん~、野生の宿命というか、DNAに刻まれた不思議というか… ですね。
まだまだ動物の歯の不思議は続きます。
次回はどんな動物の歯をご紹介しようかな?
See You パンダ